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The Year 1994...

「Think back to the year 1994. You probably did not have a cell phone nor an email address. Life was different in those days. There was more time to think, breath, enjoy.

Nowadays, one just assume use spare time to knock out a message on the Blackberry. Might you be missing important moments, encounters, and experiences because there's too much going on?」

(適当な・笑 要約)

1994年を振り返ってみて下さい。多くの人が、携帯もなければ、メールアドレスもなかったのではないでしょうか?今とはちょっと違う時代です。考えたり、深呼吸したり、楽しむ時間がもっとあった時代です。

最近は、時間があれば、携帯でメールをチェックする時代。忙しすぎて、もしかしたら、大切な瞬間、出会い、経験を失っているかもしれません。


私のメールボックスに受信された、あるヨガスタジオからのメッセージです(自動的に送られてくるニュースレターにサインアップしています。)

私が1994年に携帯やメールアドレスを持っていたのかは、はっきり覚えていませんが、今よりもずっと他の人たちとコネクトするのは難しかったのは確かです。

「ハチ公前で待ち合わせね。」と決めれば、ハチ公の頭の方か?シッポの方か?をきちんと指定し、会う時間もきちんと決めて、待ち合わせの相手が来るまで、「ちゃんと会えるかな。」なんて、ちょっとドキドキしながら、相手が手を振ってこちらに向かってくるのを見ると、ほっとして、そして・・・相手に会えて、嬉しかった。

メールも携帯もない頃は、当然、電話で連絡を取り合う。相手や相手のことを思いやり、失礼な時間にならないように電話をかけ、タイミングを逃してしまうと、電話は明日までお預け。だからこそ、次の日に声が聞けた時は、もっと嬉しかった。

ブログ、Mixi、Facebook...。最近は、とっても便利でとっても楽しいコミュニケーションツールがたくさんありますよね。海外に住んでいるので、本当にありがたいなあ、と思うのですが、言葉の表現が適切でなかったために、知らぬうちに誰かの心を傷つけてしまってはいないかといつも不安に感じていたり、実際にはなかなか会えず、ネット上だけでのやり取りを時には寂しく感じたり。コネクトしているはずなのに、どうして寂しいんだろう?と、便利さの裏側にある空しさのような
ものを感じてしまうこともあります。


The Year 1994..._c0150224_67115.jpg


(Benちゃん、キミの毎日って、どれだけシンプルなんだろう・・・?)



今日はレッスン二つを教え終わった後に、おトモダチのLauraと、公園で待ち合わせてお散歩しました。実は、Laura、数日前に携帯をなくしてしまいました。いつもだったら、「着いたら連絡するね」な感じの待ち合わせなのですが、今日は時間も会う場所も、しっかり決めて会いに行きました。初めて行く公園、しかもかなり敷地の広い公園・・・会えるかな・・・あ、なんかあの「ハチ公前の待ち合わせ」みたいだな・・・なんて思いながら待つこと、数分。遠くからやってくるLauraの笑顔を見たら、ほっとして、そして嬉しかったです。その後は、公園を歩いて、その後、時間が経つのも忘れて、のんびりおしゃべりしました。

日々のペース、時間の流れがどんどん速くなる一方のこの時代。たまに、こうやって、のんびりと時間調整してみるのもいいことですね。

by kickpop | 2009-08-27 06:26 | 癒し