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Practicum

Axis Yoga Teacher Trainingの最後を飾るPracticumがいよいよ始まりました。

「ナマステ〜、My Friends!」

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(・・・と、いきなりカエルのポーズ・笑)。

Practicumのトップバッターは・・・

Phil、Svetlana、そして私・・・のチームです。

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向かって右側が、ヨガの生き字引みたいなPhil。建築家でもあり、ヨガティーチャーでもあり(ずーーっと前からヨガを教えていたのですが、Philがヨガを教え始めた当時は、RYTのシステムはなかったそうです)、サイクリストでもあります。来週から、イリノイ州で行われる全米でも有名な長距離サイクリングレースに出場します(500マイル=805キロですって!!!)年齢は聞いたことはありませんが・・・多分、私の父と同じくらいの年齢なのでは・・・?(ピーちゃん、自転車で800キロ以上走れる・笑?)

左側は、もの静かで、とっても真面目で優しいSvetlana。12年前に、ロシアからアメリカへ移民してきた彼女。ティーチングの経験が全くないため、かなり心細くて不安そうでした。でも、勉強家だし、何よりも、そのほんわかとした優しい雰囲気を強みにして頑張って!と、応援し続けてました。


Practicumの幕開けをお祝いするために、(トレーニング中に)瞑想、マントラ、また、ヨガの真理を教えて下さったSantosh先生(修行僧)が、プージャーという儀式を執り行って下さいました。

こんなキレイな神棚(・・・っていうのかな・汗)の前で、みんなでマントラを唱え、ハンドムードラをして、瞑想すること1時間・・・。

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途中、感極まって、涙をこぼす生徒さんたちも(私も、もらい泣きしないように、ぐっと我慢。)

とっても穏やかで厳かな儀式でした。緊張と不安で、痛かったお腹もいつの間にか痛くなくなっていました。

最後に、Santosh先生が激しくベルを鳴らし続けること数分。力強いベルの音を聞き、「オーーーッス!頑張れるぞ!」という力が満ちあふれてきました。


ただただ漠然と「A Better Teacher」になりたくて、トレーニングにサインアップしたのは去年のこと。この約4ヶ月のトレーニングを通して、本当にたくさんのことを学びました。ヨガの歴史や真理、瞑想や呼吸法、アライメント、アーユルヴェーダ、サンスクリット語、私にとってとても大切な知識の宝物となりました。でも、「A Better Teacher」とういのは、そんな知識の豊富さだけではなく、自分自身が「自分」という殻から抜け出して、目の前にいる生徒さん一人一人を「どのように導いてあげられるか」に目を向けられることの出来る先生なんだ、ということに気付きました。

〜Speak from your Heat; That's what they want to hear.〜
(トレーニング中に、何度か先生達がおっしゃっていた言葉です。)

以前思っていた、「〜みたいな先生になりたい」とか「〜の先生が言ってたこと、すごく良かったから、そのままそっくり私も言ってみよう」とか「本に〜書いてあったから、その通りにやってみよう」ではなくて、これからは私自身が心で感じたことを、私自身の言葉で、生徒さんたちの心に伝えていきたいと思います。


マットが床中にぎっしりと敷かれ、歩くのもままらないほどの混雑ぶりでどうなることかと思いましたが、2時間のPracticum、無事に終了することが出来ました。

(応援団も駆けつけてくれました!)

最後はディカフェのチャイティーで乾杯!

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Practicum終了後、達成感や満足感と同時に、トレーニングも終わってしまうんだ、という寂しさのような空虚感のようなものを感じながら、家路に着きました。

車の窓から見上げた空には神様からの祝福(?)の虹が!

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黒帯初段を取った日の夕方も今日と同じように虹が出てました。コズミックパワーかな(笑)?

今晩はゆっくり眠れそうです。

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ナマステ。

by kickpop | 2010-06-06 13:35 | ヨガティーチャートレーニング