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ブブのお受験 〜ブブのつぶやき〜

今日はこの前テストを受けたミドルスクール(中学校)の面接試験だったの。学校をちょっと抜けてダアダと一緒に行ってきたよ。

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面接をしてくれたオジさんはとっても優しい人だった。「今日はね、一つだけ守って欲しいルールがあるんだ。それは緊張しないで欲しいってこと。君が答えてくれること全てに間違いはないから、何でも話してくれるかい?」って言ってた。でもさ、そんなこと言われても、ブブ、もうすっごく緊張しちゃって、本当はおトイレに行きたいくらいなんだけど・・・。

「名前を教えてくれるかい?」
(ママに元気よく名前を言いなさいって言われたから元気よく言わなくちゃ!)
「ブブです。」

「この学校に入ったら何をしたい?」
(これもママと練習した質問だ!)
「一生懸命勉強することと、ソフトボール部に入ることです。」

「今、読んでる本の名前を教えてくれるかな?」
(えっと、マンガじゃダメだよね、どうしよう・・・)
ダアダ登場:「今、The Hobbitを読んでるじゃないか?その本のことを話してごらん。」
「あ、はい、The Hobbitを読んでいます。」
「その本の内容を2分間で要約して話してもらえるかな?」
(え?まだ読み始めたばかりだよ。でも、嘘をつくのは良くないから本当のことを言おう!)
「まだ読み始めたばかりです。」
「じゃあ、読んだ所まででいいから要約してくれるかな?」

「お父さん、どうして娘さんをこの学校に通わせたいと思うのですか?」
再びダアダ登場:「このプログラムを調べて、娘にピッタリの学習方針だと思ったからです。彼女はとても頭の良い子なので、現在通っている小学校では退屈してしまっています。中学校ではもうちょっとチャレンジ出来る学校をと思っています。」
(もう〜・・・ダアダ、どうしてそんなこと言うの?ブブ、そんな風に自慢されちゃったら恥ずかしいよ。恥ずかしくて顔も上げられないよ、、、)
「ほほう、そうですか、それでは我が校のプログラムは娘さんにピッタリだと思います。私は歴史を教えておりますが、単純に暗記するだけの学習方法ではありません。例えば(20ドル札を取り出して)このAndrew Jacksonはどうしてこのお札に顔が印刷されるようになったんだろう?そのいきさつを調べてみようじゃないか、といった感じで歴史を学んでいきます。自ら考え、そして自ら学ぶための学習プログラムなのです。」

「ブブ、宿題が全部終わったら何をしているのかな?」
「テレビとかDVDを見たり、ゲームをしてます!あとは部屋で遊びます(マンガを読んだり筋トレしているっていうのは言わないでおこう)。」*注:最近のブブの趣味は筋トレ(笑)

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↑ブブのマンガコレクション

「君の特技は何かな?」
「日本語が話せることと、ソフトボールです。」
「じゃあ、日本語で、この中学校に入るのが楽しみですって言ってもられるかな?」
「は、はい・・・(もう〜、恥ずかしいなあ)。」

(はあ〜・・・なんて難しくて面倒くさい試験なんだろう、ブブ、もうお家に帰りたいよ。。。)

「それじゃあ、最後に自分が特別だと思うことを言ってくれるかな?」
「えっと、あのお・・・・えっと、えっと、えっと・・・補習校の宿題を毎日たくさんしていることです。」
「う〜ん、それは自分がしていることだよね、自分がどうして特別なのか、とにかくたくさん自分自身のことを自慢をしてくれないかな?」
「えっと・・・えっと・・・えっと・・・
(ブブ、自慢なんて出来ないよ。自分のこと自慢するのなんて大嫌いだもん。自慢なんてあまり良くないことだよ。でも、何か言わなくちゃ。日本語のことはさっき言っちゃったから、何か他のこと・・・えっと、えっと、えっと何だろう?頭の中が真っ白で何も思い浮かばないよーーー。)

〜2分間以上の沈黙〜

「えっと、テレビとマンガが好きなことです!」
(・・・ダアダがゲラゲラ笑ってる!わーん、なんであんなこと言っちゃったんだろーーー?)
「え?あ、あ、そうなんだ、はい、分かりました。以上です。」
(オジさんも何だかビックリしているみたい。)


ブブね、あんなこと言っちゃって本当にブブってバカだなって思ったの。車に乗ったら、ブブが特別な子だっていうこと、20個くらい思いついたのに。動物が好きなことでしょ、生徒会に2回も立候補したことでしょ、筋肉がいっぱいあることでしょ、テダーボールが上手なことでしょ・・・。

知らない人とお話したり、自分のことを自慢しなくちゃいけなかったり、面接試験って難しいことなんだね。

by kickpop | 2011-02-01 14:09 | 家族