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ブブ、修学旅行へ旅立つ。

「行ってきます・・・」。

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今朝、1泊二日の修学旅行(というか宿泊学習ですね)に出かけて行ったブブ。日本の学校とは違い、「行かない」という選択もアリの旅行、お泊まりは苦手で、やっぱりどこかアメリカの文化に馴染みきれていない感のあるブブは、ずっと「行きたくない」を繰り返していました。

そんなこともあってか、見送ったブブの背中の心細そうだったこと。なるべく自分で用意をさせるようにしなくちゃ、なんて思いながらも、結局、私がほとんど荷造りをしてしまった、なんてこともあり、実は見送る私の方がもっと心細かったような気がします(本当にいつもぼーっとしていて頼りないので、一緒にくっついていってしまいたかったくらい・苦笑)。

あんまり嫌がるので、「わざわざ無理矢理行かせなくてもいいのかな」なんて思ったりもしたのですが、私の学生時代の楽しかった思い出といったら、何と言っても友達とワイワイ賑やかに楽しんだ宿泊学習や修学旅行だったし、大人になったら嫌なことも時にはガマンしなくちゃいけないんだっていうことを学んでもらうには、やっぱりこの旅行に送り出すしかない!と、心を鬼にして送り出しました。

でも、自然と触れ合うことが目的の小学生最後のこの旅行、きっときっと「すっごく楽しかったよ!」と笑顔で、そして一回りも二回りも大人になって帰ってくるはず・・・。そして、私自身も母親として、ほんの少〜し、成長というか子離れ準備が出来るような気がします・・・。

小さい頃から自分でたくさん行動出来る日本の子供達の方が、うんと早くに親離れ出来ると思うんです。こちらは、学校や習い事への送り迎え、毎日のお弁当や学校で食べるスナックの準備、お友達と遊ぶと行っても歩いていける距離に住んでるお友達も少ないし、子供一人で公共の交通機関で移動することもなければ自転車で行きたい場所に行けるわけでもないので、やっぱりどこに行くのも送り迎え・・・と、親子がいつもベッタリです。そんな風に普段から何でも手取り足取りしてあげている子供を外に送り出すって本当に勇気のいることだなあって今回のことで思いました。これからはちょっとずつ、ブブに自分で考えさせたり、決断させたりする子育てにしていかなくちゃな〜・・・って思ってます。

大荷物を抱えた出発前のブブ。

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旅行前の保護者のミーティング、また荷造りをしていて、本当に驚くことばかりでした。

ロッジに泊まるんですが、なんと、寝具は持参(驚)。ダアダが学生時代に使っていたと思われる古〜いダッフルバックに、寝袋や替えの服を詰め込んで行きました。また、お風呂やシャワーは節水のため、なし(これまた驚!)お菓子は一切禁止(楽しみがなくて可哀想!)山歩きがメインなので、服装は重装備(コロラドの山の天気は変わりやすいため、スキージャケット、帽子、手袋、そしてスノーブーツ持参!)規則も厳しくて、自由時間もないし、規律を乱した子は同行されている校長先生と自宅まで速攻強制送還(驚!)でも何よりも驚きなのが、一番学校側が気を遣っている(と思われるのは)、「いかに訴訟を防ぐか」ということでした。乗車するバス、宿泊施設、訪れる土地がいかに安全かを第一にアピール。また、食べ物アレルギーや子供が飲んでいるお薬のことなどもかなりしっかりとケアがされています。ブブは花粉症がひどくて、今の時期は市販のアレルギー薬(&目薬&鼻スプレー)を毎日服用しているのですが、このお薬服用のために医師からの証明書類の提出が義務づけられ、学校の保健室の先生とも何度かオフィスや電話でやり取りをして、徹底的に服用ミスがないようにチェック・・・ひえええーーー・・・(←この作業が一番疲れました・汗)。もちろん、「何があっても訴訟しません」のウェイバーもサインさせられました(苦笑)。


とにかく、無事で帰ってきますように(祈)。

by kickpop | 2011-05-04 08:02 | 家族