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言葉のハンディキャップ

楽しい週末を過ごした後は・・・今週末に2日間のヨガトレーニング(YogaFit)を控え、その他諸々のお仕事も立て込んでいる、という、私にとっては忙しい1週間が・・・幕を開けました。

忙しい時は、「とにかく深く息をする。そしたら、絶対、パニくらない。落ち着いて、淡々と、一つずつ、やらなければいけないことを片付けていく。」の一言につきます。

ふう~、深呼吸・・・

もう一回、ふう~、深呼吸・・・


さて、今日はFirst Aid(応急処置)のトレーニングに参加しました。レッスンをしているスポーツクラブからの「Mandatory(義務、強制)トレーニング」でした。日曜日の夕方のトレーニング。しかも「4時間」です(ため息が聞こえましたか?)

応急処置なんて、常識の範囲でしょう・・・なんて、軽く考えていましたが・・・英語だと難しい~。Soft Tissue Injury、Avulsion、Anaphylaxis、Hypothermia・・・???

ERはSeason 1からずっと見てるけど(すでにSeason 14に突入してますね~。水戸黄門みたいな長寿ドラマです!笑)・・・

言葉のハンディキャップ_c0150224_1281024.jpg


やっぱり、泣きが入ります。インストラクターの方はとても早口だし、パートナーワークもたくさんあるし、しかも実技/筆記試験もあったしぃ・・・!

「日本語で受けられたらどんなに楽だろう。」「私のパートナーになってしまったアナタ、本当にゴメンナサイ。」・・・と、この手のトレーニングを受ける時は、いつもそう思います。

20分もかからずにさっさと筆記試験を終わらせて帰って行く同僚達を尻目に、辞書を片手に(最近は、辞書使用を認めてもらうようにしています)、頭をフル回転させて、試験用紙に向かう私。試験が終わった時には、インストラクターの方と私だけの二人ぼっちでした。お待たせしてゴメンナサイ、インストラクターさん。

でも、おかげさまで、First Aid Certification、無事にゲットです(←この資格がないと、クラブで教えられなくなりましたので。ホッ!)


私はアメリカに住んでる限り、「言葉のハンディキャップ」をいつでも背負っていかなければなりません。理解するのにも、理解してもらうのにも、普通のアメリカ人の倍以上の時間がかかる。私、自慢じゃありませんが、レッスン前は、振り付けよりも「台詞」の練習がメインですから(苦笑)。

でも、自分自身が、言葉のハンディキャップを背負っていることにより、色々なシチュエーションで出会うハンディキャップを持った人たちに、同情だけではない、もっと深い思いやりの心を持って接っすることが出来るようになりました。自分で実際に痛みを経験したから、人の心の痛みも理解出来るようになったってこと・・・時々、ありますよね。私の場合、言葉のハンデがそれだったような気がします。


トレーニングが終わって、クラブを出た時は、外はもう真っ暗。

お疲れ様でした~、私(笑)。今週も頑張ろう。

by kickpop | 2008-10-20 12:32 | お仕事